自分らしいリーダーシップを発見する

私生道
目次
  1. リーダーシップとは
    1. リーダーシップは才能か?
      1. 『リーダーシップは、生まれながらの才能か?』
      2. 『リーダーシップを学べば、すぐに人を動かすことができるのか?』
      3. 『リーダーシップは、リーダーのみが発揮するものなのか?』
      4. 『効果のあるリーダーシップは、唯一なのか?、複数あるのか?』
    2. リーダーシップとマネジメントの違い
  2. 自分らしいリーダーシップを発見
    1. 理論を学ぶ
      1. 特性理論(〜1940年代)
      2. 行動理論(1940年代〜1960年代)
      3. 条件適合理論 (1960年代〜1980年代)
      4. コンセプト理論(1980年代〜)
    2. 持論を学ぶ
  3. 自分らしい持論をつくる
    1. リーダーシップを内省する
    2. 実践する

「あなたが、リーダーシップを発揮した時は?」
「あなたにとって、リーダーシップとは?」

組織でリーダーという立場でリーダーシップを発揮していたと人でも、難しい質問ですよね。
大学時代は、主将として、日本一を経験し、会社でも役員まで経験しましたが、リーダーシップを発揮することが、とても苦手です。
今回は、「自分らしいリーダーシップ」を見つける方法を公開したいと思います。

<以下のような方に、お勧めです>
●会社や部活で、はじめてリーダーシップを発揮することになった人
●面接で「リーダーシップがある」とアピールしたいが、そもそも「リーダーシップ」がよく理解していない
●あらためて、リーダーシップについて考えたい人

リーダーシップとは

リーダーシップは才能か?

リーダーシップの一般的なイメージは、一部の偉人が生まれながら持っている才能と思っている人も多くいると思います。

●リーダーシップの疑問
『リーダーシップは、生まれながらの才能か?』
『リーダーシップを学べば、すぐに人を動かすことができるのか?』
『リーダーシップは、リーダーのみが発揮するものなのか?』
『効果のあるリーダーシップは、唯一なのか?、複数あるのか?』

『リーダーシップは、生まれながらの才能か?』

先天的な才能だと思う人が多くいますが、リーダーシップは、『学習し、実践する』ことで後天的に身につけることができます。そのため、多くの研修や書籍が本屋に並んでいます。
多くの偉人は、自分がリーダーシップを発揮する立場になり、成功や失敗を体験しながら、自分らしいリーダーシップを身につけてきました。
私たちも、リーダーシップを身につけるためには、多くの実践を積み重ねることが必要です。

『リーダーシップを学べば、すぐに人を動かすことができるのか?』

リーダーシップを学んでも、すぐにリーダーシップを発揮できることは難しいです。
実践を繰り返し、内省し、また実践する。つまり、学びと実践の繰り返しになります。その過程で、『自分らしいリーダーシップを発見』できます。

●自分らしいリーダーシップの発見プロセス

<リーダーシップの学び>
・(一般的な)リーダーシップ論を学ぶ
・自分がリーダーシップを発揮した時の経験を内省する
・自分が部下(以下、フォロワー)だった時、上司や監督、先輩が発揮していたリーダーシップを振り返る

<リーダーシップの実践>
・自分の体験から、効果的だと思うリーダーシップは実践してみる

<リーダーシップの内省>
・自分のリーダーシップの評価をする
・自分のリーダーシップを他者に評価してもらう
・自分らしいリーダーシップを見直す

<再:リーダーシップの実践>
・あらためて、効果的だと思うリーダーシップは実践してみる

『リーダーシップは、リーダーのみが発揮するものなのか?』

チームでは、リーダーがリーダーシップを発揮することを期待されます。
しかし、フォロワーにもリーダーシップが必要になります。
フォロワーのリーダーシップは、チーム内では、「主体性」や「自立」などの表現されます。

『自分のリーダーは、自分自身』
つまり、自分自身を動かすには、自分に対して、リーダーシップを発揮することが必要です。
また、チームの指揮やモチベーションを高めることができるのは、リーダーだけではありません。
リーダーもフォロワーもすべての人がリーダーシップを発揮し、自分やチームをよりよい方向に導くことが可能です。

『効果のあるリーダーシップは、唯一なのか?、複数あるのか?』

アメリカの心理学者であるダニエル・ゴードマンが提唱した6つのリーダーシップが有名です。
決して1つのスタイルではありません。自分の特徴や環境に応じて効果的なリーダーシップがあるとしています。この他には、多くのリーダーシップ論が存在します。

ビジョン型リーダーシップ

・共通の夢や目標に向かって人を動かすスタイル
・もっと有効的なスタイルと言われている

コーチ型リーダーシップ

・個人の目標と組織の目標に結びつけるスタイル
・対話を重要視する

関係重視型リーダーシップ

・人間関係を重視するスタイル
・調和を大切にする組織に有効的

民主型リーダーシップ

・結果よりもプロセスを重要視し、広くメンバーから意見を求めるスタイル
・アイディアを出すことに有効的

ペースセッター型リーダーシップ

・能力の高いリーダーが、率先垂範し、メンバーをリードするスタイル
・能力の高いメンバーが揃っている時に効果的

強制型リーダーシップ

・メンバーに強制的に従わせるスタイル
・緊急時に、効果的なリーダーシップ

リーダーシップとマネジメントの違い

マネジメントは、組織や人を管理して、価値の最大化を目指すものであれば、
リーダーシップは、人に未来を語り、新しい価値を提示することによって、組織や人を動かすものになります。

自分に置き換えると、
目的や目標を設定し、目的達成に向けてモチベーションを上げることが、リーダーシップです。
そして、その行動管理をすることがマネジメントになります。

セルフマネジメントにおいても、組織のマネジメントにおいても、リーダーシップとマネジメントを理解し、効果的に使い分けることが成果への一歩です。

リーダーとリーダーシップ

●リーダーとは、
具体的な実在する人物です。

●リーダーシップとは、
リーダーに対してフォロワーたちがどのように感じたかというところから発生します。リーダーの言動をみてフォロワーの大半が、それをどのように意味づけるかというプロセスの中に存在することになります。フォロワーがどう思うか、どう感じるか、そして、どう行動するかです。

自分らしいリーダーシップを発見

理論を学ぶ

特性理論(〜1940年代)

もっとも古典的なリーダーシップ論。「リーダーシップは先天性な特性」を基本とした理論。

行動理論(1940年代〜1960年代)

優秀なリーダーがとる行動に着目した理論。リーダーシップは先天性でなく、リーダーの行動によって発揮できることを基本とした理論。

PM理論

行動理論の1つ。三隅二不二により提唱。PM理論では「課題達成機能」と「人間関係・集団維持機能」の2軸をとり、それぞれの特徴を考察することで素朴に人材を4タイプに分類するというものです。今でも、リーダーシップ研修の導入などで利用される。

条件適合理論 (1960年代〜1980年代)

リーダーの置かれている状況において、どのような行動が効果的かを研究した理論。状況において、リーダーシップのスタイルを変えることが提唱した。つまり、リーダーシップは普遍的なものでなく、置かれている環境によって、求められるリーダーシップが変わる。

パス・ゴール理論

条件適合理論の1つ。R.ハウスによって提唱された。経営環境などの「環境な条件」と部下の個性や能力など「部下の個人的な特性」に応じて、リーダーシップ・スタイルを指示型・支援型・達成型・参加型の4つを使い分けることを提唱した。

コンセプト理論(1980年代〜)

現在のリーダーシップ論の主流です。条件適合理論を発展させた理論。適材適所的なリーダーシップ、臨機応変型のリーダーシップ。以下、代表的なリーダーシップです。

カリスマ型リーダーシップ

ビジョンを示し、リスクをとるタイプのリーダーシップ。
Apple 社の復活を進めた元 CEO のスティー ブ・ジョブズ氏など

変革型リーダーシップ

経営危機になっている企業の場合、効果的なリーダーシップ。抜本的に変革を要求する。

EQ 型リーダーシップ

組織内の人間関係やモチベーションなどが重要を大切にするリーダーシップ。

ファシリテーション型リーダーシップ

メンバーの自律性や個性を尊重し、メンバーからの意見やアイディアを引き出すリーダーシップ。

サーバント型リーダーシップ

リーダーは あたかも召し使い(サーバント)のようにふるま いながら、チームをリードするリーダーシップ。

リーダーシップを学ぶ、オススの書籍

  

持論を学ぶ

理論は、自分のリーダーシップスタイルを方向づけることに非常に役に立ちます。
しかし、理論を学んだだけ、『自分らしいリーダーシップを発見』したとは言い難いです。
多くの偉人は、経験の中から、シンプルにリーダーシップを語っています。

ドラッガー

「リーダーシップとは、組織の使命を考え抜き、それを目に見える形で明確に確立することである。
(出典:P.F.ドラッカー 「プロフェッショナルの条件」)

本田宗一郎

人を動かすことのできる人は、他人の気持ちになれる人である。その代わり、他人の気持ちになれる人というのは自分が悩む。自分が悩んだことのない人は、まず人を動かすことはできない。

ナポレオン

リーダーとは『希望を配る人』のことだ

アイゼンハワー(第34代アメリカ合衆国大統領)

リーダーシップとは、あなたがしてほしいことを、やりたいからやると思ってやってもらう、技術のことである。

ケン・ブランチャード(米国の経営コンサルタント)

今の時代、リーダーシップを発揮するのに必要なのは、権威ではなく影響力だ

野村克也(元プロ野球監督)

リーダーシップとは人を動かす、先を読むこと。人を動かすのは生きがい、夢、希望、目標、目的、ビジョン、興味、関心。

 

自分らしい持論をつくる

リーダーシップは、自分の存在もあり方や生き方と繋げつつ、自分の属する組織における課題に対して、発見することが望ましいです。
自分の価値観や経験をもとに、『自分らしいリーダーシップ』の
原理・原則を言語化する、持論をきちんと言葉にすることを意識しましょう。

リーダーシップを内省する

研修を受講したり、リーダーシップ関連や偉人の本を読んだり、
自分のリーダーシップを発揮した経験から、その時の思考や行動を内省し、
リーダーシップに潜む、『自分らしい原理や原則』を発見します。

<自分らしいリーダーシップを発見するワーク>

①一番はじめにリーダーシップを発揮した時を振り返る
・いつ
・リーダーシップを発揮するようになった経緯
・行った行動とその理由
・学んだこと

②リーダーシップの価値観
・偉人や、自分の経験、研修、本を読んでリーダーシップに大切な価値観を探る

●例 *私の場合
決断、信頼、説得力、プレゼン能力、見た目、直感、企画力、事実、本質、軸、信念、まsっすぐ、馬鹿になれる、夢をみれる、夢を語れる、実行力、ネゴシエーション、アイディア、革新、挑戦、あきらめない、優秀な取り巻き、寛容、おおらか、ちっさいことにくよくよしない、こだわり、集中、わくわく、厳しさ、わかりやすい、誠実

・自分にとって、重要なキーワードを探る

●例 *私の場合
誠実、信念、実行力、あきらめない

③「重要なキーワード」を発揮した、リーダーシップの経験は振り返る(1〜3つ)
・いつ
・リーダーシップを発揮するようになった経緯
・行った行動とその理由
・「重要なキーワード」が、リーダーシップの中で、どのような良い影響を与えたのか

④もっとも力が発揮できた領域についても、持論を持つ
・自分の得意な領域は?
・そのプロセスは?
・根拠となる経験

●例 私の得意な領域=「調整力」

その持論と根拠となる経験
(1)それぞれの意見を聞く:(上司の助言と過去の経験から学んだ)
(2)共通点の問題点をだす:(過去の経験)
(3)本質的な問題点を特定する:(本から学んだ)
(4)全員で問題点の把握をする。その際、みんなの共通の問題点と本質的な問題点が違う場合がある。
(5)共通点が問題点の場合=共感を得る
(6)本質的な問題点が違う場合=発見してもらう。気づいてもらう。共感もしくは発見という感動してもらう。(研修や先輩から学んだ)
(7)ゴールを設定する。何をしたかいかをはっきりさせる。ゴールに向けての段取りと決める内容のコンセンサスをとる。→最初からこうしたい!!というのがあれば、これを最初に行う。:(過去の経験や本から)
(8)解決方法をだす。⑦で決めた内容と段取りに則り進めていく

⑤すごい!という人をまとめる
・どこがすごい!のか?
・すごい!と思った経験、体験
・すごい!人の持論(口癖とか)
・すごい!と思う人の共通の価値観や行動は?

⑥自分の持論をまとめる
最後にまとめてみます。以下は、20代に時、私がまとめた持論です…^^;

●例 自分にとっての持論

Ⅰ.謙虚であること
常に自分が正しい訳でない。間違ったことや間違った判断もする。今日うまくいったからと行って、明日うまくいくとは限らない。率直に感謝・謝罪する気持ちや人の意見を聞く耳を常にもつ。常にオープンであること

Ⅱ.礼節・配慮
年上、年下に関わらず常に挨拶をする。小さなことを大切にする。
周りへの気配りを忘れない。周囲の人に対して協力的あること。元気づける。

Ⅲ.おおらかであること
前向きな失敗や故意の失敗には寛容であること。常に冷静な判断ができる状態にしておく
いつも笑顔でいること

Ⅳ.事実や本質を掴む
根っこが何かを掴む。見えてるものが全てでない。事実や本質を着かなければ問題解決はされない。
人からの相談・情報→助言、探り、評価、勝手な解釈をしない。ありのままを受け止め、事実を掴む。

Ⅴ.未来=仮説を設計する
事実や本質を元に実現可能な未来を設計し語り、周囲を元気づける

Ⅵ.決断
困難な問題に対しても決断し、責任をもつこと。自分のポジションをはっきりさせる

Ⅶ.誠実
行ったことを成すこと。実現すること。結果を出すこと

Ⅷ.演出・タイミング
正論を言っても通じない時がある。事実に躍動感を与え、適切なタイミングで演出して、相手に興味・関心・感動してもらう

Ⅸ.知識・テクニックの向上
常に半歩前の知識・テクニックの吸収に努める。半歩前に行かないと未来を描けないし、解決もできないし、信頼されない

Ⅹ.公平であること
誰であろうと態度や思考を変えない。上記すべてどんな人であろうと同じく接する

実践する

実践しないとリーダーシップは身につけることができません。
組織でリーダーシップを発揮する立場の人は、速やかに実践してみましょう!

まだ、そのような機会がない人は、
①機会を自らつくる
会社の改善プロジェクトなど上司に提案してみる、地域活動などリーダーになってみるなど。
リーダーシップを発揮できる機会を自らつくってみましょう。

②自分に対して、リーダーシップを発揮してみる
セルフ・リーダーシップは発揮することは、将来、きっと役立つことなります。
例えば、
・ダイエット
・TOEIC
・仕事の成果に対して
自らビジョンを掲げ、動機づけをし、意欲的に行動できるように取り組んでみましょう!

「自分らしいリーダーシップを発見した方」

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あなたらしい、リーダーシップを見つるサポートをします。

自己紹介
簡単な経歴です 大学の時は、体育会系。キャプテンとして日本一を経験しました。 大学の経験から、『人と組織』に興味をもち、 人材ビジネスで営業、キャリアコンサルタントを経験しました。その後、15年間は、ベンチャー系金融、大手部品メーカー子会社会社、外資小売店立上げ、IT系企業で人事や役員を経験し、多くの経営者や転職者、学生、メンタル不調の方を接してきました。

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