なぜ、今、メンターが必要か?

ココロ

メンターとは、何か?

メンターの現状

多くの企業でメンター制度を導入していますが、なかなか定着していない印象をうけます。
2018年のHR総研での企業アンケートでは、54%の企業がメンター制度を導入し、新人育成に力を注いでいるというデータになっていますが、2020年の同社の企業アンケートでは、メンター制度は48%にやや減少しておりました。(HR総研:人材育成「新入社員研修」に関するアンケート調査 結果報告(2020年))特に300名以下の企業においては、30%の導入率になっています。

導入ができない理由、導入しても定着できない理由として、メンターの育成、メンターになる人材が社内で不足していることが挙げられます。実際、私も人事をしていた時、メンターの人選には悩みました…

そのため、私のように外部メンターとして、個人や法人から依頼を受けてメンタリングをさせて頂く機会も少しずつ増えてきましたが、いずれにしろメンター不足は否めません。

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メンターの語源

メンターは、古代ギリシャの王子の教育担当である「メントール」が語源だと言われています。
日本語訳としては、『良き相談者』、『良き支援者』、『良き指導者』になります。

日本で例えるなら、若様(未来のお殿様)に、論語や朱子学を通じて、帝王学や道徳、マネジメント、リーダーシップを教え、特には若様の悩みを聴き、特には若様に説教をする『和尚様』のようなイメージでしょうか(あくまでも、私の想像です)

メンターとの出会い

私たちは、どんな場面で「メンター」と出会うのでしょうか。
必ずしもメンターと出会えるわけではありませんし、仮にメンターと出会っても、出会った実感を持つことができない人もいると思います。

私自身が『ベストメンター』との出会いを振返ってみると、

○自分を正しい方向に導いてくれた人
→自分のために時間を割いて、教えてくれたり、叱ってくれた人

○「将来、自分はあのような人になりたい」と思わせてくれた人
→憧れや尊敬出来る人

家庭

お父さん、お母さん、おじいさん、おばあさん、お兄さん、お姉さんなど、衣食住を共にし、多くの学びを得た人も多いはずです。

特に子ども時代においては、ご両親の教育やしつけから形成された価値観が大人になっても影響されると言われています。

学校

学校の先生、部活動の先生、監督・コーチから多くの学びを得た人も多いと思います。
私の『ベストメンター』は、大学時の監督です。
多くのことを監督から学び、そして「あんな大人になりたい」と思わせてくれた方です。今でも、学ぶことが多い、生涯のメンターです。

会社

上司、教育担当、メンターなど仕事から始まる関係ですが、仕事のスキルや進め方のみならず、信頼関係が深まると悩みや相談する関係性となり、生涯のメンターになる場合も多いです。

地域社会やネットワーク

趣味や交流会など集まりで出会った人がメンターになる場合もあります。特にSNSで様々な人と交流できる時代になりました。そんな出会から、素敵なメンターと出会う可能性が大きくなってきたと感じています。

またメンターを紹介するようなサービスを展開している企業でてきました。
今までは、「偶然」にメンターと出会っていましたが、これからは、
自分のニーズに合わせて、「意図的」にメンターと出会う時代になってきました。

今、なぜ、メンターか?

現在は、VUCA時代と呼ばれ、震災や新型ウィルス感染症など、予測不能で、変化が激しい時代に突入しました。その結果、多くの人が、不安やストレスを抱えながら前に進む、困難な時代とも言えます。

だからこそ、人は、

ともに支え、

ともに学び、

そして、ともに困難を乗り越える必要があります。

VUCA時代こそ、メンターが必要な時代だと言えます。

メンターの役割

3つの役割

前述しましたが、メンターとは、
○自分を正しい方向に導いてくれた人
→自分のために時間を割いて、教えてくれたり、叱ってくれた人

○「将来、自分はあのような人になりたい」と思わせてくれた人
→憧れや尊敬出来る人

と、なります。
こちらを整理すると、メンターの役割は、以下の3つとなります。

1)目的・目標達成のサポート
2)心理的サポート
3)未来のメンターの育成

メンターは、メンタリングを通して、相談者の目的・目標達成のサポート、心理的サポート、そして未来のメンター育成(「将来、自分はあのような人になりたい」)を行う必要があります。

5つの立場

3つの役割を果たすために、メンターは5つの立場を使い分けます。

1)聴く人
相談者と向き合い、想いや悩みを傾聴する。

2)訊く人
相談者に質問し、気づきを与える。

3)褒める人
相談者のマインドや感情、行動に対して承認する。

4)指導する人
メンターが持っている専門知識や経験をもとに、情報提供や具体的なアドバイスを行う。人脈(社内外)の紹介。

5)叱る人
法令違反、道徳的に悪い方向に行きそうな時、良い方向に導くために叱る。

マネジャーとメンターの違い

マネジャーの目的は、組織価値の最大化することです。そのためにスタフを評価し、教育し、個性を活かすことを考えます。

トレーナー(教育担当者)とメンターの違い

教育担当の目的は、新人が組織の戦力となれるように、組織のルールや仕事の進め方、OJT等を通じて、具体的な仕事を指導します。

メンタリングについて

メンターの役割は、
1)目的・目標達成のサポート
2)心理的サポート
3)未来のメンターの育成
となります。よって、メンタリングを行う場合も以下の特徴があります。

①課題設定は相談者が行う。意思決定も相談者が行う。
②問題解決を目指すコーチング手法のみならず、心理的サポートも行う。
メンタルケア、メンタルトレーニングなど場合によってはサポートする。
③ロームモデルの提示。メンターは相談者のロームモデルになれるよう努力する。
④対象者は様々。大人から子ども。経験者や未経験者。

目的・目標達成のサポートを行うことで、成功を体験いただき、
心理的サポートすることで、人間としての成長も促し、
そして、いつか、自分もメンターになりたい!
そんなサポートを行うことがメンタリングと、私は思っています。

まとめ

古代ギリシャだとしても、
江戸時代だとしても、
VUCA時代だとしても、

時代の本質は変わらないと思っています。

人は、

ともに支え、

ともに学び、

そして、ともに困難を乗り越える。

多くの人が、メンターの役割を気づき、誰かのメンターになる、そんな世界をつくっていきたいです。

メンター養成講座を開講します。興味のある人はぜひ!

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1)人は、お互いに支えながら、 2)学び、成長し、 3)困難を乗り越えていることです。 この講座で、メンターとして必要な基本的知識やスキルを学んだ方々が、仕事や家庭や地域社会で、相談者(メンティ)と学び、成長し、困難を乗り越え、イキイキと生きることを、目的としています。

 

自己紹介
簡単な経歴です 大学の時は、体育会系。キャプテンとして日本一を経験しました。 大学の経験から、『人と組織』に興味をもち、 人材ビジネスで営業、キャリアコンサルタントを経験しました。その後、15年間は、ベンチャー系金融、大手部品メーカー子会社会社、外資小売店立上げ、IT系企業で人事や役員を経験し、多くの経営者や転職者、学生、メンタル不調の方を接してきました。

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